違法な行政処分の取消し なぜ、議会に報告がないのか/杉並区議会議員(無所属)堀部やすし
平成29年(2017年)5月1日 

 杉並区議会だよりNo.235が発行されました(5月1日号)。

 新聞折込のほか、駅のスタンド、コンビニ、郵便局など公共施設にも配置されています。ぜひ手にとってご確認ください。
杉並区議会議員(無所属)堀部やすし




[問]区の保育所等利用調整処分が行政手続法8条1項に反する違法な処分であったとして取り消されている。区民の審査請求(不服申立て)を受けた裁決で取り消されているが、その後の対応はどうなっているか。
[答弁]昨年11月の結果通知から改善を図った。審査請求人に対しても、改善した内容による通知書を再送付した。
[問]違法取消しといった重要な情報が、なぜ区の中で共有されていないのか。たまたま総務省の行政不服審査裁決・答申検索データベースを確認していたところ、偶然に区の違法事例を発見した。違法取消し事例は、今後、議会にも報告を求める。
[答弁] 裁決により行政処分を取り消した場合の議会への報告は、その内容などを検討した上で判断していきたい。
[問]都は4万件の公共データをオープンデータ化する目標を掲げた。都だけが取り組んでも価値を生み出さないため、区でも取組を進める必要がある。
[答弁] 公開対象情報を増やすとともに、都のオープンデータサイトとの相互連携を予定している。


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