東電総合グラウンドを買収する前に、東電に対し求償せよ/杉並区議会議員(無所属)堀部やすし
平成23年(2011年)8月1日
 杉並区議会の広報紙(杉並区議会だよりNo.209)が8月1日に発行されています。議会公式ページへの掲載が遅れていますので、一足先に記事(私の一般質問の一部を紹介する記事)を抜粋します。
[問] 原発事故の発生により、区も区民も損害を被っている。しかし、先日の議会答弁によれば区は東京電力に対する求償に後ろ向きの姿勢を見せる一方で、想定価格150億円とも言われる東電総合グラウンドの買収方針だけを明確にしている。

 加害者である東電に損害賠償請求することなく巨費を支払うなど言語道断である。まずは、被害額を算定し、東電に求償する必要がある。
[答] 本日、区長会として、学校等における放射線量の安全基準値を超えた場合の対策等に要した費用につき国に全額負担を求める緊急要請を行う。原発事故の調査に要する費用についても求償すべきものは求償する。
[問] 排水溝、側溝、吹き溜まりなどに課題がある。区民が自発的に行う清掃・除染活動の支援を検討すべきである。
[答] 今後行う区立施設での調査結果を見極めて判断したい。
[問] 区の清掃車はこれまで5年で払い下げ(売却)に。たった5年で不用とするのは問題だ。
[答] 清掃車の耐用年数は財務省令で3年だが、走行距離等を考え5年としてきた。有効活用を進める観点から現在は売却や新規購入は控えている。
[問] 払い下げはフェアに公募または一般競争入札とすべきだ。。
[答] 予定価格一千万円未満となるため、指名入札としている。




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