杉並区議会議員(無所属) 堀部やすし 2003/4
「堀部ならでは!」の主な実績

 堀部やすしは、4年間に数多くの論戦を挑み、さまざま実績を上げてきましたが、ここではそのうち「堀部ならでは!」という納得の実績を確認してみましょう。

● 区営住宅の不正居住にメス (高額所得者の明け渡しを実現)

 なんと高額所得者が区営住宅に不正に入所し続けてきたにもかかわらず、区は明け渡し請求をせず、放置してきました。

 このようなことは政治への信頼を失わせることであり、堀部やすしは議会で強く抗議。その後、現在では高額所得者の明け渡し請求が行われるようになり、退去していただくようになりました。

 区営住宅や区民住宅は、区民共有の財産。あまりに当たり前のことですが、今後も不正な使用を許してはなりません。

● 土地の高値買収にメス (「不動産鑑定評価書」の初公開 初審議を実現)

 区の用地購入価格に疑問を持った堀部やすしは、あるとき議員として調査に乗り出しました。

 これまで区の用地購入については、買収価格の拠り所としてきた不動産鑑定評価書を非公開としていたため、その実態を検証することには限界がありました。しかし、これを放置しておけば、なんなく高値買収が放置されてしまう危険性を感じた堀部やすしは、議会でも強い姿勢で臨みました。

 その結果、堀部やすしは、初めて不動産鑑定評価書の公開を実現しましたが、こうした堀部やすしの主張に対して、当時は「非常識だ」との意見も寄せられました。

 しかし、最近では、こうした情報の公開を支持する判例も存在しはじめ、主張の正当性が各地で認められるようになっています。

 たとえば、最近の大阪高裁の判決でも。京都市の用地買収に対して、議会が資料の提示もないまま安易に議決したことについて反省を迫る内容の判決が出ています(平成15年2月6日)。

 「議会の非常識を変える」ことを訴えて当選した堀部やすしにとって、不動産鑑定評価書の初公開・初審議は、大きな転機となりました。今後も用地の高値買収が起こることのないよう、議会がしっかり役割を果たす必要があります。

● 税の浪費にメス 区の高値契約の是正を実現

 杉並区は、区内最大の事業者。実にさまざまな契約を交わし、工事や業務委託のほか、大量の物品等も購入しています。

 しかし、これをつぶさに確認すると、区は大量購入の大口顧客の立場でありながら、不思議と非常に高い金額で契約・購入されているものも存在していました。

 なかには個人で契約しても、これほど高くはならないだろうと思えるものもあったため、堀部やすしは、こうした事実を厳しく追及。その結果、区のガソリン購入契約などについて状況を改善することができました。

 厳しい財政難です。引き続き今後もムダを排除し、限られた財源は真に必要な政策実現のために有効利用しなければなりません。

●「学校選択制」など新しい教育のあり方を積極推進

 堀部やすしは、区立でも、各自が自分に相応しい学校や教育カリキュラムを選択できるようにすべきと主張し、学校選択制の導入や学校の授業を評価する制度、習熟度にあった指導の実現などを推進してきました。

 私は当選前より、こうした選択制度の実現を主張してきたのですが、残念ながら、私が当選した当時の教育委員のなかには学校選択制に反対意見を持つ委員がいるとのことで、その実現が阻まれていました。

 その後、区長が教育委員の改選を提案してきましたが、あいかわらず賛否は伯仲。私は学校選択制を実現するためにも、この人事に賛成(ごく僅差で可決)しました。その後、無事に学校選択制が実現し、教育改革の第一歩を踏み出すことができました。

 なお、教育界に民間経験者を積極登用すべきとの考えから、役人の横滑り人事であった教育長の人事には反対しています。今後も、内部登用だけでなく、民間出身の教育長・校長の採用を追い求めていきます。

● 区ホームぺージの実務的活用を提案・実現

 区公式ホームページの作成は、東京23区の中では決して早いほうではありませんでしたが、その後の進歩はめざましいものです。

 ところで、区のホームページで、最もアクセス数の多いページはどこでしょう?

 それは、家にいながら住民票など数々の申請書を印刷・作成できる「申請書ダウンロード」のページです。いまでは当たり前になったこのサービスも、堀部やすしが最初に議会で提言し、実現されたものでした。

 今後は申請から受付終了までを可能にする「電子区役所の実現」に向かって、さらに取り組みを加速させることが必要です。

● 群を抜く 情報発信・マスコミ掲載 〜数々の報道やホームページが立証〜

 堀部やすしの活動は、当選前もさることながら、当選後も計9回にわたって全国紙(東京面)にその活動や議会発言などが紹介掲載されてきました。

 また、堀部やすしは、常に自らの区政通信やホームページで、区の広報やマスコミが伝えない角度から区政の現状を分析し、解説してきました。

 たとえば、杉並公会堂の詳細な建設計画については、広報にほとんど詳しく掲載されることないまま決定に至ってしまいましたが、堀部やすしは、早くからホームページ等で広く計画の存在や対案を提示し、議論を喚起してきました。

 このほか、夫婦二人三脚で共同制作しているホームページのほうも、こちらも群を抜く情報発信で、これまで20近くのマスメディアに紹介されています。

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