堀部やすし 杉並区長候補(無所属・44歳) 杉並区長選2014特設サイト3
平成26年(2014年)6月22日

子育て・教育を重視する都市に 資源の乏しい日本にあっては人材こそが資源です。

●地域社会の維持発展は、それを支える「担い手」や「納税者」の存在があって、はじめて実現できるものです。若年層や働き盛りの世代に魅力的な都市でなければ、高齢者にも障害者にもやさしい都市を実現することはできません。子ども・子育て支援新制度に基づく保育・教育等の量的拡充・質の改善に取り組むとともに、就労支援(社会活動支援)を進めることは、区政の最優先課題です。

●子育てしやすい生活環境の整備を進めます。外出時に授乳・おむつ替えのできる施設をバランスを考えながら整備するとともに、バリアフリー協力店の普及・啓発を図ります。

●保育ニーズ調査による見込み量を踏まえ、認可保育園の増設に取り組みます。しかし、現時点においては、それを待っていたのでは保育需要に対応できない現実があることも否定できません。施設整備・保育士の確保等が追いつくまでの間は、認可保育園に加えて小規模保育事業の拡大を軸に対応を進めるものとします。

●保育需要の高まりは、その後の学童クラブのニーズにもつながっていくため、それらをバランスよく整備していくものとします。児童館の今後については、児童・生徒の居場所づくりに配慮したうえで、そのあり方を検討するものとします。

●大規模マンションの建設時に、保育施設・介護施設の整備について、杉並区と協議を義務づける条例を制定します(現在は法的拘束力のない要綱止まりとなっています)。

●待機児童解消に向けた新たな取り組みとして、不動産物件の所有者と保育事業者を結びつけるマッチング事業に取り組みます。

●病児・病後児保育については著しく不足しており、特に努力を行う必要があります。居宅型訪問保育による対応を含め、必要な確保策を検討していきます。

●発達障害に対する正しい知識を普及啓発するとともに、早期発見を推進します。ニーズを踏まえながら、通級学級の整備を進めていきます。

●特別支援教育推進計画の改定・見直しにあたって、パブリックコメント手続きを行います(これまでは実施されていませんでした)。

●教育委員会を活性化させるため、教育委員の公募を開始します。

●いじめ・体罰などに対する対応策を強化します。これらの問題に的確に対応するには、独立性が高く実効性のある救済制度を整えることが必要です。しかし、都の公益通報制度においては、実際の調査を担当するのは教育委員会となっており、客観性が担保できないものとなっています。区条例を改正により杉並区公益監察員(第三者機関)にも公益通報できるようにし、客観的な調査を実施することができるようにします(実際の調査も公益監察員が担う制度です)。

●教育のICT化を推進します。ICTの適切な活用が、授業改善や学力向上につながることは、各種の研究により明らかにされています。ICT教材の活用を通じて、各種の習熟度にあわせた学習や「つまずき」解消に役立てられるようにします。

●中学校の学校希望制度を復活させます。貧富の差にかかわらず、教育選択のチャンスを公平に。私立に進学することのできない子に学校選択のチャンスがないというのでは、アンフェアです。現区政の決定で、いったんは廃止される学校希望制度ですが、必要な見直しを行うとともに、復活させます。

●杉並区の高校生奨学金に返還免除の制度を創設します。
こどもの貧困(相対的貧困率)が社会問題となっています。杉並区には、貸与型の高校生奨学金がありますが、単に貸しているだけでは不十分で、夢に向かう努力が正当に認められる制度が必要です。今後は、高校入学後の成績や努力などを客観的に評価し、一定の要件を満たした場合は、返還免除を認めるものとします。

●杉並区立科学館の今後が課題となっています。老朽化した現施設の存続は現実的ではなく廃止はやむを得ませんが、科学教育の重要性を考えるとき、代替施設は必要と考えています。今後については、周辺自治体との共同設置など新たな形を模索していきます。

●法の下の平等を徹底させる観点から、シングルマザー(シングルファーザー)の保育料負担について「寡婦(寡夫)控除のみなし適用」を参考に支援を行います。

●相対的貧困率の現状を踏まえ、次世代育成基金のあり方などを再考します。

●小学生・中学生・高校生と話す会を実施します。未成年者は日本の未来を担う重要な構成員ですが、意見聴取の機会が確保されているとはいえません。無作為抽出方式により参加者を選出し、区長と小学生・中学生・高校生とが語り合う会合を開催します。

●児童相談所と子ども家庭支援センターの連携を強化するため、児童相談所の区移管にむけ、受け入れ準備態勢を整えていきます。すべての子が愛されて育つことのできる社会をめざし、特別養子縁組への理解が深まるよう啓発活動をスタートさせます。

●図書館サービスのあり方を見直します。電子書籍の普及など情報化の急激な進展により、図書館を取り巻く環境は大きく変化しました。社会の変化に対応した新たな図書館を実現するため、住宅都市にふさわしい図書館サービスのあり方を検討します。その実現に向けては、区民のみなさんにもお力添えをお願いしたいと思います。
杉並区長候補(無所属)堀部 やすし




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