杉並区議会議員(無所属) 堀部やすし最前線 No.7


「しゃんしゃん総会」ならぬ「しゃんしゃん議会」


 今日、今期の定例会が終わりました。

 今回は、話題も懸案も陳情も山積みのなかで、静かに議会が終わってしまいました。マスコミが追っかけている「疑惑」も、継続審議ということで、「まったりと」議会は終わってしまいました。ちなみに、この「疑惑」の糾明には、すでに多くの陳情が舞い込んでいるところですが、これは私が所属している委員会が所管している事項ですので、詳しくは、また後ほど詳細を掲載します。
 
 その他、今回の議会での決定事項の詳細も、近く掲載するようにしますが、区長の姿勢と補正予算には疑問点が多かったこともあり、最終日の私の意見開陳については、急ぎ、明日、このページに掲載することにします(一般質問については、長いこともあって、いま、一生懸命、テープ起こしをやっているところです。もう少しお待ちください!)。いちばん憤慨したのは、助役や代表監査委員ほかの人事案件でしたけども・・・そういえば株主総会ラッシュの時期ですが、議会もまた「しゃんしゃん総会」ならぬ「しゃんしゃん議会」でありました。一部を除いて、議会は完全に「オール与党」なのです。

 さて、新・区長は、先の給料の削減に始まって、今回は助役を2人制を廃止したり、「21世紀ビジョン」をつくるなど、さすがのパフォーマンスを続けています。私は、過日エレベーターのなかで、区長から「厳しい質問」を期待しているようなお言葉をいただきましたので、あえて厳しい質問をさせていただきました(笑)。でも、これは、新区長に期待するからこそ、厳しい質問をしたわけで、揚げ足取りをしたつもりはないんですよ!(区長、読んでますか?)。だって、行政の執行者が区長である以上、区の実績は、議員の実績というより、もっぱら区長の実績になっていくわけですから、区長は議員からの建設的な質問や意見は、大いに喜ばなくてはいけませんよね?


  区は何も変わってません!


 しかし、新区長には、とっても期待していただけに、最近の動向は、先が不安になることばかりです。青島幸男元都知事のようにならないことを祈りたいのですが・・・

 最近、区長も代わり、区議も若返って、区が「よくなってるでしょ?」なんて言われることがあります。でも、区の状況を直に見ればみるほど、絶望せざるを得ないような現実ばかりに直面しています。残念ながら、区の発信する情報は、官製情報(大本営発表)ばかりなので、私の憂いなど、すっかりかき消されしまうわけですが。

 そんなわけで、この区の状況を、いくら賢明に説明してみても、なかなか共感されず、ここのところ、「まぁ、そう簡単には良くならないからね」なんて言われていたりしています。とはいえ、6月18日付の『都政新報』が、区長について、「早くも方針転換」などと書いているように、実際は、議会の答弁でも、区長は、ひたすら役人の書いた原稿を棒読みしているだけです。新人事も、年功序列・順送り人事ばかりで、「役人のペースに飲まれてしまっている」状況です(都政新報の表現)。区長に姿勢を問いただしても、区長は黙ったままで、おかまいなしに他の役人が答弁するということも茶飯事でしたし、会議場の区長は、すっかり精彩を欠いてしまっています。これでは、いつまで待ったら、変わってくれるというのでしょうか・・・大いに期待していた私としては、本当に複雑な気分です。

 区長!!応援していますから、次からは、もっとご自分の言葉で話してくださいね!!
 
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