保育施設への実地検査 簡略化は許さない/杉並区議会議員(無所属)堀部やすし
令和4年(2022年)8月1日 
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 杉並区議会だよりNo.261が発行されました。8月1日朝刊各紙に新聞折込されたほか、各駅のスタンド、コンビニ、郵便局など公共施設にも配置されています。ぜひ手にとってご確認ください。
杉並区議会議員(無所属)堀部やすし 



 
[問]認可外の保育施設(民営)で発生した乳児虐待・死亡事故について自治体に賠償を命じた事例が出ている(東京高裁令和3年12月15日判決)。自治体も控訴していたが、立入検査など指導監督権限を適時適切に行使しない自治体の責任は免れない。他山の石とする必要がある。
[答弁]立入調査を事前通告のうえ短時間で済ませるなど指導監督責任を怠ったと判断された事件であり、区でも十分に注意する。
[問] 区が実施する保育園等への巡回指導事業も抜き打ち訪問を原則としない定めは疑問である。
[答弁]巡回訪問3184回のうち244回は事前連絡なしで訪問した(過去3年)。今後も必要に応じて実施していく。
[問] 政府は保育所等の指導監査指導検査を実地により行うとする義務付けを緩和する方針を打ち出した(児童福祉法施行令の一部改正案)。だが、乳幼児は第三者に直接意見を届けることが難しい。仮に政令が改正されたとしても、区においては実地検査の徹底を要請する。
[答弁]保育現場の実態確認が重要で区では実地検査を継続する。




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