長く滞留・放置されている審査請求田中区政の情報公開／杉並区議会議員（無所属）堀部やすし

令和2年（2020年）11月15日　

　杉並区議会だよりNo.253が発行されました。11月15日朝刊各紙に新聞折込されたほか、各駅のスタンド、コンビニ、郵便局など公共施設にも現在配置されています。

杉並区議会議員（無所属）堀部やすし

［問］情報公開（非公開）に係る不服申立て（審査請求）が長く放置されている。平成31年にも問題視したが、その後の対応は。
	［答弁］合計32件のうち９件を処理。９件のうち３年を超えたものは４件。現在８件に着手している。
［問］情報公開条例14条は、審査請求があった場合「遅滞なく」諮問することを義務としているが、守られていない。３年以上も放置されているのは問題だ。
	［答弁］組織体制や事務処理手順の見直しを検討する。
［問］施設再編整備（老朽化した区立施設の建て替え）においては、施設規模・延べ床面積を95％に圧縮する前提で今後の財政運営が考えられていた。だが、実際には圧縮されず、むしろ規模は大きくなっている。
	［答弁］改築規模の適正化や施設の複合化・多機能化などを進める。
［問］新型コロナウイルス感染症の影響もあり、産業構造の転換が不可避である。今後の経済支援策は新常態に対応する設備投資、業態転換、職業訓練などの後押しに重点を移す必要がある。
	［答弁］国や都の支援策の実施状況などを踏まえながら検討する。