杉並区議会議員(無所属) 堀部やすし最前線 No.4



行ってビックリ初議会

 

 任期が始まって、あたふたしているうちに、初議会になる臨時議会が招集されました( なお、初議会での決定事項は、行政・議会情報サイトの区議会情報をご覧ください)。

 今回の選挙は、全国的にも「空前の女性ブーム」。杉並でも当選者の3割が女性でした。男性も若返りが進み(20代の30代男性議員が1人から6人に増加)、一見、風通しが良くなったようにもみえます。

 でも、事務所もなければ、街頭宣伝カーもなく、組織も、地盤も、後援会もなく、議会でも一人で活動している「生粋の無党派議員」は、結局、私だけでした。その私が差別的な扱いを受けていることからもわかるように、議会は相変わらず、非民主的なままです。残念ながら、慣例の壁はあまりにも厚く、世代交代や女性の大量進出があっても、それらは何も変わらないようです。民主主義のプロセスをきちんと保障してくだされば、こんな次元の低い話なんか取り上げないんですけど・・・とりあえず、今週アップした「堀部やすし・議員一年生の議会見聞録」をご覧ください。

 来週またその続きをアップする予定です。



   「専決処分」とは?<


 さて、今回の臨時会では、区長の「専決処分」が3件も報告されました。

 「専決処分」というのは、議会が成立しないときや、議会を開くヒマがないというときに、区長の判断でどうにでも判断できるというもので、とてつもない力を持つものです(地方自治法179条)。もちろん、次に開かれる会議で議会の承認を求める必要がありますが、それが3件もあるというのは、妙な話です。本来、特別なときに行うべき「専決処分」が、堂々と3件も報告されるのは、納得できないことです。

 専決処分されたもののうち2件は、3月31日付です(前・区長の専決処分)。あとの1件は、4月27日付です(新・区長の専決処分)。選挙前後で議員が忙しいから、勝手にさせてもらった、ということなんでしょうか? 新旧どちらの区長も、そう変わらないスタンスなんでしょうか・・・

 判例によれば、議会を招集するヒマがないと認めるかどうかは区長の判断としながらも、区長の判断には「客観性」がなければならないとされています。そりゃぁ、そうでしょう。なんでも専決処分で済ませるのなら、「独裁」ですもんね(笑)。ちなみに、なぜ、専決処分にしたのかという理由は、議場では全く説明されませんでした。いったい、どこに「客観性」があるんだろう???

 もっとも、専決処分された内容はいずれも、現状では、制度的に異論が挟みにくいものも多く、ほとんど賛成すべきものなので、意固地になることはなかったのですが・・・それでも、こうした非民主的なあり方には疑問を感じましたので、一件は、不承認の立場を明確にしました。それは国民健康保険料の値上げの件なのですが・・・改正内容じたいには異論ないのですが、その影響の大きさを考えたら、きちんと議論しないのはおかしいと思うのです。賛成だから、どうでもいいとは、思えませんでした。


そのあたりも含めて、私の詳しいコメントは、行政・議会情報サイトの区議会情報をご覧ください。


      「堀部やすし・議員一年生の議会見聞録」


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